【残業時間削減へ】自動精算機導入で「残業とミス」を同時解決|内科・眼科の成功事例でわかる フルセルフとセミセルフの選び方

こんにちは。ポスコの藤井です
患者さんの来院数が増え、クリニックが順調に発展されているのは喜ばしいことです。しかし、その一方で、「会計業務がボトルネックになり、今日も受付がバタバタしてしまった」と感じる瞬間はありませんか? 高齢の患者様が多いクリニックほど、丁寧な対応と現金授受の手間が重なり、スタッフの負担が静かに増しているかもしれません。
この記事では、実際に自動精算機を導入した内科クリニックと眼科クリニックの2つのケースをもとに、「何が解決できたのか」「なぜその機種を選んだのか」という生の声をもとに、貴院にとって、本当に必要な機種を見極めるヒントを具体的にお伝えします。
目次
受付の悲鳴が共通していた3つの課題
会計ミスと長すぎる残業の正体2つのクリニックに共通していたのは、次のような「受付を疲弊させていた」課題でした。
●常に気の張る状態: 受付スタッフが現金授受と会計処理に追われ、目の前の患者対応中に電話が鳴ると、「いくらだっけ?」と混乱し、ヒヤリとすることが日常化していた
●レジ締めに毎日20~30分: レジ締めに時間がかかり、それが受付スタッフの残業や慢性的な疲労につながっていた。
特に月末月初はさらに時間がかかり、ストレスの原因になっていた
●混雑と感染リスクの不安: 会計待ちの列ができやすく、待合室の混雑が常態化。患者満足度だけでなく、インフルエンザなど感染症リスクへの不安も大きかった
特に高齢者が多いクリニックでは、会計ミスを避けつつ丁寧に対応する必要があり、受付の負担が限界に近づいていました。
【事例1】内科クリニックの挑戦:高齢者中心でも「フルセルフレジ」が成功した決定的な理由
内科クリニックは、レセコン・電子カルテと連携したフルセルフ型の自動精算機を導入しました。
●狙い: 高齢患者が多く現金払いが中心であっても、画面案内に沿って操作するだけで会計が完了するため、受付スタッフが一件ごとの会計に付き添う必要を極力なくすこと
■導入後の特に大きな効果(具体的な成果)
●会計業務が80%以上削減: 会計の手作業が劇的に減り、受付は「人にしかできない業務(患者さんからの相談や電話応対)」に時間を振り向けられるようになった
●「小銭管理からの解放」: 小銭管理が自動化され、釣銭の準備やレジ締め時の現金を数える重労働がゼロになり、精神的な負担が軽くなった
●待合室の回転率が向上: 会計待ちの行列が短くなり、待合室の混雑と感染リスクが軽減された
【事例2】眼科クリニックの最適解:「セミセルフ」で視力不安な患者様もストレスなく会計
一方、眼科クリニックは新規開業時から自動精算機の導入を決め、レセコン・電子カルテ連携のセミセルフレジを選択しました。
●セミセルフを選んだ理由: 眼科は視野が狭い方や視力が弱い方が多く、完全なセルフ形式だと操作サポートに人手が取られると判断
「スタッフが金額を確認してボタンを押し、患者様はお金を入れるだけ」という自動釣銭機付きセミセルフが最適と判断した。
導入の決め手となったポイント(コストと安心感)
●コスト不安が小さい: 他社製より導入費用・維持費用が抑えられ、開業時のコスト面の不安を小さくできた
●運用面の安心感: 遠隔保守などサポート体制が充実しており、機器トラブル時もすぐに解決できる安心感が高かった
●防犯性と自由診療対応: 現金収納容量が多く、自由診療の会計にも対応できるほか、防犯性への配慮も決め手となった
結果として、レジ締め時間が大幅に短縮され、会計トラブルもほとんど発生せず、「当院にとって必要十分な機能だった」と評価されています。
成功事例から学ぶ:2つの事例から見えた「自動精算機 導入成功」のための3つの教訓
2つの事例から見えてくる、自動精算機導入を成功させるためのポイントは大きく3つあります。
●患者層に合わせて「フルセルフ」か「セミセルフ」かを選ぶ: 「高齢者が多いからフルセルフは無理」という先入観を捨てること。その不安が強い場合はセミセルフが最良解となる
●レセコン・電子カルテとの連携は必須: 連携がない機種は、結局スタッフが手入力することになり、会計ミスとレジ締め時間が減らないというケースになりかねません
●導入後も安心して任せられるサポート体制を重視する: 機器が停止すれば受付の流れがとまります。
丁寧な電話対応や遠隔保守など、サポート体制を重視しましょう
自動精算機は「レジを機械に置き換える」だけでなく、受付業務のプロセス全体を見直すきっかけになります
人手不足や残業、会計ミスに悩むクリニックほど、早い段階で取り組むほど効果が大きくなる傾向があります。
「うちのクリニックはどっち?」最適な方式を見極めるチェックリスト
「フルセルフとセミセルフのどちらが良いか」「今の受付体制に合う構成が分からない」という声はよく聞かれます。その場合は、以下のようなチェックリストを使って一度整理してみましょう。
〇自院に最適な方式を見極めるチェックリスト
「フルセルフとセミセルフのどちらが良いか」「今の受付体制に合う構成が分からない」という場合は、以下の観点で一度整理してみましょう。
| 観点 | フルセルフ推奨の条件 | セミセルフ推奨の条件 |
|---|---|---|
| 患者層 | 比較的、画面操作に抵抗がない。受付の手間を徹底的に減らしたい | 視力不安、操作に不安がある高齢者が非常に多い(眼科など) |
| 受付人数 | 少人数で回しており、スタッフの手を完全に空けたい | ピーク時でも人数がある程度確保でき、操作サポートに不安がない |
| 残業・レジ締め | レジ締め時間が30分以上かかっているなど、残業にも影響。レジ締め30分─毎日積み重なると、年間で約182時間。スタッフ1人分の働き方に影響してしまう | レジ締め時間短縮と会計ミスの防止が主な目的 |
| 導入コスト | 初期投資が高くなっても、人件費削減で早期に回収したい | 機能は必要十分で、コストを抑えたい |
このチェックリストは大まかな目安となっていますが、こうした条件を整理したうえで、自動精算機やレジの構成を検討することで、「導入したのに使いにくい」というミスマッチを防ぎやすくなります。加えて、院内会計の導線や経営方針、受付の体制等のポイントを確認して、総合的に見ていくと良いでしょう。
フルセルフ型が最適と判断されたクリニック様へ
内科クリニックの事例のように、人件費削減や会計業務の完全分離を目指すなら、自立型自動精算機が最も効果を発揮します。

当社の自立型精算機レセPOS Smart Proは、事例機種の機能に加えて、「省スペース設計」や「大容量収納」といったメリットをプラスしています。自立型モデルならではの具体的なメリットや導入コストについては無料の資料請求フォームからご確認ください。
資料請求・お問い合わせ・お見積り無料ご相談
【無料ご案内】自院に最適な構成を専門家に相談しませんか?
自院に合った自動精算機のイメージを具体的に持ちたい方のために、「フルセルフ/セミセルフ 比較資料」やご提案資料をご用意します。
自院に最適な自動精算機の構成を知りたい方は、以下のフォームからお気軽に「比較資料希望」と明記の上、
お気軽にお問い合わせください。開業前のご相談も大歓迎です。専門の担当者より最適なご提案を行っております。
資料請求・お問い合わせ・お見積り無料ご相談
- 記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です
- レセPOS(R)はポスコの登録商標です
お問い合わせ
無料オンラインデモお申込み
お申し込みはこちら資料請求・お問い合わせ・お見積りご相談
お問い合わせはこちら