POSレジ研究所

クリニック・病院向け自動精算機・POSレジの納品・本稼働立会いの実務解説

2025年10月23日

1. はじめに

こんにちは、ポスコの営業、福田です。先日、内科医院様に弊社の自動精算機・POSレジを納品し、稼働立合いまでサポートさせていただきました。本記事では、クリニック向けに特化した自動精算機やPOSレジ導入時に特に重視しているポイントや具体的な作業内容について、運用を見据えた実務的な視点から詳しく解説いたします。

 

2. 納品初日の機器設置

2.1 配線の整理整頓と見た目の美しさの重要性

クリニック・病院向けの自動精算機およびPOSレジの設置時に最も注意するのは「見た目の美しさ」です。清潔感が特に求められる医療環境では、コード類の整理整頓を徹底し、患者様やスタッフに安全かつ安心感を与えられるよう配慮しています。コード類が床面やカウンターに乱雑に見えないよう、秘匿配線を基本としております。

2.2 患者様から見た第一印象への配慮

受付に設置される自動精算機やPOSレジは、患者様にとって病院の顔となる重要な存在です。そのため、機器の配置・設置にも万全を期し、患者様に見やすく邪魔にならないレイアウトを工夫しています。これが患者様の第一印象を大きく左右し、医院全体の信頼度向上に繋がります。

 

3. 操作説明の実施

3.1 医院スタッフへの理解しやすい説明の工夫

初めてPOSレジや自動精算機を使用するスタッフ様向けには、医事会計に直結したシナリオを用い、平易で具体的な操作説明を心がけています。
操作方法だけでなく、日常業務での活用イメージをつかんでいただけるよう、質問に十分答えながら段階的に理解を深めてもらいます。

3.2 未収金やレセプト修正の対応ポイント

導入前後では未収金処理やレセプト修正に伴う会計操作が異なる場合があります。こうした重要事項は導入時に十分説明し、スタッフ様が現場業務の中でイメージしやすいよう比較やヒアリングを重ねながら丁寧にサポートいたします。

 

4. 本稼働立合い時のサポート

4.1 患者ごとの会計差異への対応支援

自動精算機やPOSレジの本稼働および立合いでは、多様な患者様の会計パターンに即座に対応すべく、リアルタイムで現場サポートを行います。問題発生時にも迅速に対応方法をご案内し、スムーズな運用を支援します。

4.2 レジ操作のカスタマイズと売上報告設定

立合い中にはスタッフ様と密にコミュニケーションを図り、ご要望に基づいたPOSレジのボタン配置変更や売上集計レポートのカスタマイズを柔軟に実施。これにより現場の運用にぴったりとフィットしたシステム環境を提供できます。

 

5. 導入後の運用支援と今後の取り組み

納品完了後も、自動精算機とPOSレジの安定稼働を継続できるよう、保守サポート対応や追加説明、システム改修など多面的にフォローアップしています。今後も現場の声を反映し、医療機関の業務効率化と患者様満足度向上に向けたサービス改善を推進してまいります。

 

6. まとめ

医療機関向けの自動精算機やPOSレジの導入と稼働立会いは、機器の美観と安全性の確保、スタッフ理解の促進、そして柔軟な運用サポートの三本柱で進めています。患者様、スタッフ様双方に快適な診療環境を提供し、医院様の業務負担を軽減することを使命としています。

導入をご検討中の医院様や既存のお取引先様からのご相談をお待ちしております。システムの詳細や運用面でのお問い合わせはお気軽にご連絡ください。密なサポート体制で最適なソリューションをご提案いたします

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